のどの症状はどのタイプ?
【熱毒タイプ】
熱っぽくて、のどがイガイガする、扁桃腺が腫れているタイプは、”熱毒タイプ”といいます。熱を冷ましてのどをスッキリさせる、頭痛や咳にも効果的な漢方を使います。
代表的な漢方は、”涼解楽りょうかいらく(銀ぎょう解毒散)”や、その錠剤タイプの”天津感冒片てんしん”びっくりするほどのどが楽になるので、リピーターさんが多い処方です♪
熱毒タイプのあとは、うるおいを消耗して、空咳タイプに移行するので、熱が出たあとは、うるおいキープ漢方をタイミングよくいれていきます^^
【風寒タイプ】
ぞくぞく寒気がして、鼻水も出る、のども少し痛いタイプは”風寒タイプ” 症状が急に変わりやすいので、そのときどきに合わせて漢方を使い分けていきます。いわゆる”葛根湯かっこんとう”は、や”麻黄湯(まおうとう)”は、汗をかかせるための処方なので、汗が出たら服薬を中止しないと副作用が出てしまいます。<要注意!>
妊婦さんでも安心して飲めるのは、”桂枝湯けいしとう”や”参蘇飲香蘇散じんそいんこうそさん”です。自分の体質をチェックして、飲める薬かどうかはご相談ください(^^) シナモンやシソが主成分の漢方の総合感冒薬です。
小さなお子様や体が弱っている方には、副作用の出ないおいしい”しょうが湯+ばんらん茶”がおすすめ。陽気を高めて風邪の寒さを撃退しましょう。ばんらん茶は風邪予防にも毎年大人気!うがいをしながら飲むと口腔内の細菌退治や口内炎にもおすすめですよ~♪
【のどカラカラ~空咳タイプ】
すぐにのどが渇く、乾燥ぎみでうがいをしたり、飲み物をとると楽なタイプ。
痰がでないので、風邪の初期から痰をきる薬をずっと続けている人は中止しましょう。のどを潤すためにはうるおいをキープさせる力が必須!飲み物を飲むだけではうるおいがそこに留まらないので要注意です。水をがぶ飲みすると、唾液ものどの粘液もどんどん流れていってしまうので、含み飲みがおすすめ♪
ミコー薬局で一番人気なのどをうるおす漢方は”けいぎょく膏”です♡ のどだけでなく美肌&美髪の漢方としても有名です。お子様にはシロップタイプの飲みやすい漢方”潤肺糖しょう”が人気です。うちの娘はぐい飲みのようにシロップ計量カップを持ち、おいしそうに飲みますよ~w
【鼻水がのど奥に流れる後鼻漏タイプ】
風邪はよくなったのに、のど奥に鼻水が流れる”後鼻漏こうびろう”が長引くタイプです。とにかく気持ち悪い(+_+) これを放置するとちうくのうや味覚障害にまで発展することも。
<鼻やのどが乾燥+後鼻漏>
漢方のお茶では、のどをうるおす+痰がきれやすくなる+目や鼻の爽快感が得られる”白龍散はくりゅうさん”が大人気♪ ほんと、おいしくないwのに、後味すっきり!リピーターさん急増中♪
<鼻づまり+ずつう+後鼻漏>
鼻~頭にかけてつまりがあると、脳が酸欠になりずつうの原因に。そんなときは、”ビトール”という漢方処方がおすすめ♪味覚やずつうの改善にとても喜ばれています♪カプセルに入っているので、苦いのが苦手な方に人気。