おでかけほけんしつ～薬剤師活用編

志免町役場福祉課×医療・介護の専門職が協働で行っている”志免町の医療包括ケアシステム作り”　簡単にいうと、「医療・介護のことで困ったときはどこに相談したらいいかわからない」という方、介護に疲れ果ててからではなく、当事者の方も元気な方も”元気なうちに健康管理について学び、できることを実践していくお手伝い”をさせていただく会です。

現在は約月１回、志免町のルミエール志免店さんのセミナールームか、イオン福岡東さんの店舗内広場をご提供いただき、いろんな職種の専門家が交代でセミナーや測定会を開催しています。

今回は、志免町別府北にある”タカラ薬局仲原店の渡辺崇先生”による”知って活用薬剤師”の講座と骨密度測定会でした！！優しい語り口で何を聞いても答えてくれて、わからないときは調べて折り返しお電話をくださるという・・・真摯で明るい先生です♪

「調剤薬局の薬剤師はいつ必要とされるのか、またお役に立てるのか？！

それは、処方箋のお薬をもらってお家に帰り、いざお薬を飲もうとするとき、そして、お薬を飲んだあとです。」

「ぶつぶつ（発疹）ができたり、下痢をしたなどと副作用が出たとき、お薬手帳や生活の状態をお伺いして、何がいけなかったか、体の状態がお薬によってどう変化したのかを予測、重大な副作用が出る前に予防に努めることができます。」

今回の目玉はこちら？！志免町役場福祉課のみなさまのお手製です♡

この前のチーム会議で、おでかけほけんしつの振り返りで意見が上がっていた誰が主催でやっているかわかりにくい、事業所ごとという訳ではなく、”チーム医療、チーム介護”の考え方を取り入れて多職種で対応しているところを明記していただいています。

いつも素晴らしい対応をありがとうございます(^^)/

最後は”骨密度測定会＆相談会”　まず、骨密度を測定し、渡辺先生が丁寧に説明。運動習慣や薬の有無をお聞きする→　次に漢方薬剤師である私が骨を丈夫にする食養生のお話やお薬に対する不安や疑問をお聞きする　→最後にからだ訪問看護リハビリステーションの先生が骨粗しょう症予防の運動療法をお伝えする。

参加者の皆様で最後まで残っていただいた方はとても満足そうに帰られていたので、安心しました(^O^)

骨密度測定をする前にお時間になって帰られた方もいらっしゃったので、時間的な課題をどうするか検討しつつ、また測定の機会を作っていけたらと思っています。